サステナビリティへの取り組み

三菱商事マシナリは、三菱商事グループにおけるインフラ分野及び宇宙航空機分野でのトレーディング事業を担う企業として、事業を通じた「経済価値」・「社会価値」・「環境価値」の同時実現が、当社の持続可能な成長にも必須であるという認識のもと、海外での産業及び社会インフラの建設・関連プラント供給を通じて新興国の経済成長に貢献し、日本国内では宇宙航空機分野における関連機器・システムの輸入などを通じて安全な社会環境の実現に関わる事業に取り組んでいます。

社会のニーズに応え、
社会と共に
持続的成長を
実現する三菱商事グループ

三菱商事グループは、全産業を俯瞰する「総合力」、
成長の芽を発掘する「構想力」、成長を実現する「実行力」の三つの力で、
SDGsの考え方も踏まえた事業環境の変化に対応し、
社会のニーズに応え、社会と共に持続的成長を目指します。

事業を通じて
「経済価値」「社会価値」「環境価値」を
同時に実現

気候変動の影響は年々深刻さを増し、環境・社会および人々の生活・企業活動にも大きな影響を及ぼすようになり、企業による事業を通じた低・脱炭素社会への取り組みへの要請は高まっています。地球(生態系)や人間・企業活動に重大な影響を及ぼす気候変動は、当社にとってリスクであると同時に新たな事業機会をもたらすものと考えています。

この認識のもと、当社は、国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)に、事業を通じて貢献し、低炭素社会への移行に寄与する再生可能エネルギー等の新規ビジネスに積極的に取組み、「持続可能な社会の発展に貢献するインフラソリューションプロバイダー」としての成長を目指しています。

また、人権を尊重、人種・民族・信条・宗教その他事由による差別を禁止、ハラスメントを禁止、さまざまなライフスタイル、多様な価値観を持つ社員が、それぞれの持つ能力を存分に発揮できる「品格ある働きやすい会社」をめざして、Courtesy(礼儀・挨拶)、Communication(交流・対話)、Collaboration(協力・協働)をスローガンとするとともに、ワーク・ライフ・バランスを重視した働き方への対応、育児や介護との両立を支援する休暇制度の導入、女性とシニアの活躍を支援する施策を行っています。

当社は、事業を通じて、並びに、「品格ある働きやすい会社」を目指す活動を通じたSDGsへの貢献に向けて、5つのサステナビリティ重要課題(マテリアリティ)を設定しています。

サステナビリティ重要課題
(マテリアリティ)

三菱商事マシナリは、「社会の信頼を得て、持続可能な社会の発展に貢献するインフラソリューションプロバイダー」として成長する上で不可欠な、また、経済価値、社会価値、環境価値の同時実現に向けて、対処・挑戦すべき経営上の課題として、5つの「サステナビリティ重要課題」を特定する。

  • 1

    すべての人々が安心して暮らせる強靭なインフラの構築と
    安価且つ信頼できる持続可能なエネルギーへのアクセスの実現

  • 2

    開発途上国の持続可能な成長を支える
    社会インフラと産業インフラの構築

  • 3

    低炭素社会の実現に向けた新規ビジネスへの積極的な取り組み

  • 4

    全ての社員にとって「品格のある働きやすい職場環境」の維持・改善

  • 5

    オフィス活動における省エネ・省資源も通じた自然環境の保全

オフィス活動を中心とした低炭素社会の実現と自然環境の保全に向けた取り組みとしては、環境マネジメントシステムを策定し、環境方針を設定、省エネルギーと省資源による持続可能な社会の実現を目指しています。

環境マネジメントシステム
環境方針

環境マネジメントシステム 環境方針

三菱商事マシナリは、環境憲章に基づき、環境マネジメントシステムを構築し、以下の「環境方針」を定め、事業活動を通じて地球環境の保全に努めるとともに、持続可能な社会の実現を目指します。

  1. 環境関連法規制等の順守
    環境関連の法令・条例およびわが社が同意する環境上の要求事項を順守します。
  2. 環境改善への取り組み
    (1)気候変動への対応のため、温室効果ガスの削減に努めます。
    (2)資源およびエネルギーの節減に努めます。
    (3)生物多様性の重要性を認識し、自然環境への影響に配慮します。
  3. 環境マネジメントシステムの継続的な改善
    事業活動と調和した環境マネジメントシステムの継続的な充実・改善に努めます。
  4. 環境方針の周知と公開
    この環境方針を全社員に周知徹底し、全員が理解し行動できるよう教育・普及活動を推進します。
    また、この環境方針を社外に公開します。
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