社長挨拶


この度社長に就任致しました五十嵐です。
当社は、1982年に海外の電力/化学プラント/製鉄会社向アフターサービス業務を中心としたビジネスからスタートし、40年超の年月を経て、現在では海外での鉄道・空港・発電所・化学/製鉄プラントなどの大型インフラ建設や関連機器の輸出、建設後にお客様に安定操業頂くためのアフターサービス、宇宙航空機分野における関連機器・システムの輸入などのビジネスも手掛けてまいりました。
昨今では、ロシア・ウクライナ戦争によるカントリーリスクの高まりや、先進国とグローバルサウスの関係性の大きな変化、サプライチェーンの再構築やインフレと債務コスト増等の国際金融環境の変化と言った歴史的・構造的課題・変化に直面しており、インフラビジネスを取り巻く環境が大きく変わろうとしております。左様な状況下においても、当社は外部環境の変化に応じて柔軟に変革していく組織を目指して、今まで培ったインフラ分野での強みを活かし、DXやEXでの新規事業開発にも力を入れて挑戦を続けております。
当社のアセットは、過去からの取引や現場経験で培った「高い能力を有する人財」と「強固な信頼関係のある顧客・パートナー基盤」、親会社の海外拠点も活用した「グローバル情報ネットワーク」となりますので、それらのアセットを大きく・強くしながら前進していきたいと思います。
また、三菱商事グループの企業理念である「三綱領(所期奉公、処事公明、立業貿易)」を経営指針とし、コンプライアンスを最優先の上、持続的な成長を目指して、常に社会貢献・社会課題の解決を図りながら、【インフラ分野でのプロフェショナル集団】となるべく、当社パーパス「実行力と想像力で、インフラの未来を創る」の精神で日々切磋琢磨していきたいと思います。
国内外のステークホルダーの方々には、引き続きの御指導と御鞭撻を宜しくお願い致します。
三菱商事マシナリ株式会社
代表取締役社長
五十嵐 秀尚